子どもの小学校入学準備は、本当に大変です!
さらにワーキングママは、「入学準備」と同時進行で「学童準備」も進めなくてはいけません。
入学までのしっかりスケジュールを把握すれば、学童準備(学童活)も怖くはありませんよ。
簡単に説明すると、学童入所までの流れは5つのステップです!
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学童準備5つのステップ
- 「学童の種類を知る」1年から半年前
→ 公立学童のメリット&デメリットをチェック! - 「見学&申し込み」11月〜翌年1月
→ 学童は早めの準備と申し込みが必要! - 「入学前の行事」10月~3月
→ すべて平日日中!小学校入学前の行事をチェックする - 「学童準備品」3月~
→ 学童に必要な持ち物を準備する - 「春休みの学童」4月~
→ 春休みの学童について対策する
保活に比べると地域によって差があり、情報が少ないため、「学童準備のポイント」を徹底解説します!
小学校入学準備【完全マニュアル】
小学校入学準備をいつから何を始めたらいいかわからない方のために、「入学準備」を5つのテーマにわけて徹底解説しています。あわせてご参考ください!
学童準備ステップ1「学童を知る」
学童保育とは、正式には「放課後児童健全育成事業」の通称です。
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。
放課後児童健全育成事業について|厚生労働省
保育園や幼稚園の預かり保育に代わる施設ですが、学童保育といっても、公立・民間、そして、放課後子ども教室といった種類があります!
学童保育の種類は大きく分けて、住んでいる地域の自治体が設置した「公立学童」と、習い事などを兼ねた一般企業の「民間学童」があります。
公立学童保育 | 就労などにより保護者に代わって預かる施設 |
民間学童保育 | 教育カリキュラムが充実した放課後の預かりサービス |
放課後子ども教室 | 保護者の就労の有無に関わらず、すべての子どもが対象の居場所づくり事業 |
「民間学童」は、独自で運営しサービスが多彩な分、公立学童より料金が高額です。
また最近では、新しい居場所提供の場として、「放課後子ども教室」という事業があります。
利用料金は無料ですが、すべての子どもを対象にしているため、一般的な学童よりも実施日数や利用時間は短くなることが多く、学童利用者は参加できない地域もあります。
公立学童のメリット&デメリット
我が家の娘は、「公立学童」に通っています。
実際に、子どもを公立学童に預けて感じた「メリット&デメリット」を紹介します。
学童に預けるデメリットがメリットが多い理由は、今までの保育園時代とは違うからです!
同じ共働き世代を対象にしていても、預かり時間は長く、給食があって、警報時なども預かってくれる保育園はとても恵まれています。
今までより親の負担が増える、 まさにこれが現実の【小1の壁】です!
とはいえ、子どもにとっても親にとっても、放課後に「安心で安全な居場所」で楽しく過ごせるなら、それが一番大きなメリットだと感じています。
【関連記事】
>>>「小学校帰宅時間までのパートは続けられる?学童保育に預けるメリット」
学童準備ステップ2「学童見学&申し込み」
「学童保育」は保育園入所と同じように、早めの準備と手続きが必要です。
公立学童の場合は、11月〜翌年1月の間に受付することが一般的。
そのため、来年4月から学童保育を利用するためには、年長(5歳児クラス)の秋頃には申し込みしなければいけません!
【関連記事】
>>>「【学童の探し方】申し込み期間はいつからいつまで?早めに情報取集を!」
「学童の選び方」5つのポイント
公立学童の場合は、学区で学童が指定されています!
1箇所のみで選べないこともありますし、数ヶ所の中から選ぶことができる学区もあります。
学童を複数の中から選べる場合や、民間学童も合わせて検討する場合は、しっかり比較しましょう!
- 施設の立地
- 預かり時間
- 長期休み中のお弁当の有無
- 保護者の負担度
- 仲の良い友達も通うかどうか
特に「子どもの交友関係」は重要です!
子どもだけではなく、顔見知りのママ友がいることは、親にとっても安心です。
保育園や幼稚園の預かり保育から、一緒の小学校に上がるお友達が学童にいるかどうかは、学童選びの最大のポイントになるでしょう。
【関連記事】
>>>「小学生 放課後遊ぶ友達がいない!親はどこまでサポートしたらいいの?」
学童申し込み期間は、見学のベストタイミング
学区の学童が決まっていて、選べない人も見学には行きましょう!
「公立学童」ひとつとっても、施設規模や子どもの人数、先生方の対応など全く違います。
- 学童内や在校生の雰囲気
- 子ども(学年別)の人数
- 外遊びの有無
- 一番遅い子の帰宅時間
公立学童の基本時間は17時(または18時)まで、延長利用する場合は別料金です。
保育園時代のように、みんなが遅くまで残っているとは限りません!
保育園に通っていた子どもも小学生になると、17時以降は鍵っ子だったり、兄姉と一緒にお留守番していたりする子もいます。
実際に、延長利用している子どもの割合や、一番遅い子のお迎え時間を確認しておきましょう。
【関連記事】
>>>「【小1の壁対策】小学生ワーキングママの仕事は何時までがいい?」
学童準備ステップ3「入学前の行事スケジュールをチェック」
「小1の壁」は、小学校入学前から始まります!
就学時健診・入学前説明会・学校オリエンテーション・・・
小学校で行われる行事は、すべて平日日中に行われるため、仕事を休まなければいけないのです!
就学時検診
就学時検診とは、正式には「就学時健康診断」とよばれ、入学する5~6ヶ月前に入学する学校で行われます。
そのため、小学校ごとに日程が異なります。
市によっては、事前に日程発表をしてくれているので、早めに知りたい場合は、自治体のHPもまめにチェックしましょう。
【関連記事】
>>>「就学前健診の所要時間は?入学前から始まる小学校行事スケジュール 」
入学説明会
仕事の都合や体調不良などを除き、必ず出席して入学準備に備えましょう!
なぜなら、入学準備品の学用品に関するルールや、PTA組織、登校班についてなど、各学校によって違うからです!
入学説明会では、個人で購入しなければいけない学用品に関して、詳しく説明されます。
例えば、キャラクターの文房具は禁止と言われることもあります。
入学準備品の購入は、買い直すことのないよう、説明会を聞いてからの方が安心ですよ!
【関連記事】
>>>「小学校入学説明会は重要な内容ばかり!質問タイムは最大のチャンス」
学童保育説明会
学童内定通知は、2~3月に届きます。
小学校説明会とは別日程で、通う予定の学童で説明会が行われます。
小学校とは違い、働いている方への配慮はありますが、平日夜や土曜日開催になることが多いようです。土曜日勤務されている方は気を付けましょう。
【関連記事】
>>>「新1年生の学童保育はいつから?学童説明会で聞いた春休み中の注意点 」
学童準備ステップ4「入所前の学童準備品」
施設によって持ち物は違うため、一例としてご紹介します。
春休み中の学童の持ち物&必要なもの
- ハンカチ
- うがい用コップ&コップ袋
- 学習ドリル
- お弁当&水筒
- (外遊び用の)帽子や汗拭きタオル
- リュックサック
春休み中の学童は、ランドセルでは行きません!
通学路には、しばらく親が付きそうとしても、かばんに自分の持ち物つめて出発します。
登校途中、徒歩で歩く時に両手が空くほうが良いため“リュックサック”が良いそうです。
私はかばんの存在をすっかり忘れていたので、慌ててジュニアサイズのリュックを買いました(笑)
【関連記事】
>>>「学童用のリュックのおすすめ!長期休みの持ち物からみるサイズ選び」
学童説明会のあとすぐに準備!
また学童説明会は、小学校説明会が終わったあとに別日程で行われることも多く、慌てて指定された持ち物を準備するはめになります。
なくてもなんとかなりますが、せっかくなので新しく揃えたい方は、説明会のあとすぐに準備する方がおすすめです!!
「入学準備にある便利なもの」については、別記事でも詳しく紹介しています。
学童準備ステップ5「春休みの学童について対策する」
卒園式が終わっても、保育園やこども園の預かり保育は、3月31日まで通うことができます。
そして、翌日の4月1日からは、内定をもらった学童保育で受け入れてくれるので安心してください!
「春休みの学童」3つの注意点
- 慣らし保育はなし
- 春休み期間の開設時間
- 送り迎えの有無
入所予定の学童に、4月1日から利用できる施設がほとんどですが、保育園のように、慣らし保育はありません。
初日から1日コースです!
また春休み中のの開設時間が8時からか8時半からによって、出勤時間にも関係してくるでしょう。
小学校が始まる前という理由で、春休み中は送り迎えが必須の学童もあるので、各施設にご確認ください!
【関連記事】
>>>「新1年生の学童保育はいつから?学童説明会で聞いた春休み中の注意点 」
学童に持っていくドリルのおすすめ
春休みの午前中は、自主学習時間として、静かに学習ドリルをする時間があります。
子どもが通う学童では、どんなドリルでも良いと言われましたが、実力にあった内容のものがあると安心です。
【関連記事】
>>>「【新1年生】長期休み中に学童に持っていくおすすめドリルと必要量」
小学校入学前に、気になる通信教材の「おためし見本」を取り寄せてみることもひとつです!
我が家では、「小学ポピーのおためし見本」を取り寄せ。
でも、おためし見本ではプリント数が少なかったので、「1ヶ月分の教材で内容や量を確かめてみたい!」と思っていたところ、1ヶ月入会キャンペーンがあり、体験してみました。
1ヶ月だけ入会した「小学ポピー」は、長期休み中の家庭学習にもぴったりでした。
たとえ1ヶ月だけ気軽に入会しても、しつこい勧誘はなかったので、安心して検討してくださいね!
【関連記事】
>>>「【小学生】通信教育は意味ない?月刊ポピーと市販のドリルの違いを解説 」
【おまけ】小学校生活が始まっても、4月はイレギュラーで大変!
3月31日までは5歳児クラスの年長さんだけど、翌日の4月1日からは小学一年生!!
子どもにとっても、親にとっても、「小学校生活」と「学童生活」の2つの新しい世界が待っています。
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学童準備5つのステップ
- 「学童の種類を知る」1年から半年前
→ 公立学童のメリット&デメリットをチェック! - 「見学&申し込み」11月〜翌年1月
→ 学童は早めの準備と申し込みが必要! - 「入学前の行事」10月~3月
→ すべて平日日中!小学校入学前の行事をチェックする - 「学童準備品」3月~
→ 学童に必要な持ち物を準備する - 「春休みの学童」4月~
→ 春休みの学童について対策する
入学準備と同時進行の「学童準備」は大変だけど、ひとつずつスケジュールをおさえていけば、無事に4月1日を迎えられますよ。
でも・・・
実は、4月始まってからも大変です!!
4月の下校時間は段階的(午前のみ→4時間目まで→5時間目まで)に変わります。
給食開始までは、お弁当持参で登校し、午前中だけ授業を受け、学童でお昼ごはんを食べます。
さらに、4月に「家庭訪問」「授業参観」などの行事があるため、仕事を休まなくてはいけません(涙)
4月はイレギュラー対応になると覚悟して、親も子どもも小学校のスケジュールに慣れていきましょう!
【関連記事】
>>>「小学1年生の下校時間と時間割 小学校入学前に知りたいスケジュール」
小学校入学準備【完全マニュアル】
小学校入学準備をいつから何を始めたらいいかわからない方のために、「入学準備」を5つのテーマにわけて徹底解説しています。あわせてご参考ください!