【派遣切りブログ】突然切られたら、まず雇用契約書の確認 ~派遣切り備忘録1~

派遣切りブログ

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派遣社員で働いていると、契約更新の時期になると、更新されるのかどうかドキドキしたことはありませんか?

わたしも、何度も経験しました!

でも、そんな時は何事もなく契約更新され、予想もしていなかった時に契約終了と言われました。

もう・・・お先真っ暗!

『絶望』としか思えず、悔しくて悲しくて、悩み、たくさん「派遣切り」について調べました。

>>>『派遣切りされたらする8つのこと~派遣切りその後の選択~

このブログでは、無期雇用派遣で5年働いたわたしが「派遣切り宣告」を受け「契約延長」を勝ち取り、その後退職するまでのエピソードとノウハウを、9回のシリーズでご紹介します!

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「派遣の契約終了」突然切られる派遣切り

ひざをかかえる女性・イメージ画像

派遣労働者として働いている人が契約途中で打ち切られたり、契約期間満了で更新されずに雇い止めされることを「派遣切り」と言います。

派遣切りをすぐに承諾しないことが鍵!

派遣切りと言われても、辞める意思がなければ、絶対にすぐに承諾してはいけません!!

求められるがまま「わかりました」と言ったり退職届を記入したりすると負けです!

派遣切り勧告であっても、労働者は「労働契約法」によって守られているので、不当な理由で一方的に解雇することはできません。

解雇される不当な理由とは

解雇される不当な理由は、主に4つです。

  • 犯罪行為
  • 無断欠勤や遅刻が多い
  • 勤務態度が悪い
  • 会社の経営不振

最近では、コロナの影響により、事業が縮小したなどの影響があったのであれば、非正規雇用の従業員が先に切られることはある程度は、しかたがありません。

>>>「人員整理の順番は派遣社員が一番先!?

でも、普通にまじめにお仕事していたら、不当な理由に当てはまることはありません!

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派遣の契約終了と言われたら、まずは雇用契約書の確認!

契約書・イメージ画像

「雇用契約書」とは

「雇用契約書」とは、会社と労働者の間で合意した雇用内容を記した書面のことです。

派遣の場合は、“派遣スタッフ”として派遣先で働くため、派遣元と雇用契約を結び「雇用契約書」を受け取ります。

契約更新の期間が3ヶ月であれば3ヶ月ごとに契約書を交わします。

また派遣先を変更する時は、新しく雇用契約書を交わさなければなりません。

雇用契約書の内容

  • 契約期間
  • 就業場所と業務内容
  • 勤務時間や休憩時間、残業の有無
  • 休日・有給休暇
  • 給料について
  • 解雇について

雇用契約書には、「労働時間」「派遣先・業務内容」「賃金・残業代」「契約期間」「解雇について」など、重要なことが書かれています。

ここで、一番大事なことが『契約期間』です!

会社都合で解雇にする場合は、契約解除日の30日前に通告する必要があります。

そして、30日以上前に予告することなく解雇した場合は、解雇予告手当を派遣先が支払う義務があるのです。

【まとめ】派遣切りと言われても、すぐに承諾しないこと!

派遣切りが、不当な理由に当てはまらないのなら、入社時に派遣会社と交わした『雇用契約書』を確認しましょう。

仮に契約期間が1ヶ月以上残っているなら、契約期間までは働ける可能性が高いです!

実際に、わたしもこの方法で契約期間まで働くことに成功しました!!

『雇用契約書』は、これから挑む面談や交渉の時にも使えますので、なくさないように大事に保管しておきましょう。

【ブログ】わたしの派遣切り備忘録

それは、2020年の夏のある日。

わたしの『派遣切りとの戦い』は、派遣会社の営業さんからの着信がはじまりでした。

めったに連絡がないので「契約書の郵送の連絡かな」ぐらいにしか思わず、電話に出ました

すると「あまりいいお知らせではないのですが…」と言いにくそうに話を切り出した営業さんは、“来月8月末で”契約を終了したいという話を派遣先企業から言われたと申し訳なさそうにわたしに話しました。

もう一瞬で頭が真っ白!

いわゆる「派遣切り」の勧告です!!

営業さんも寝耳に水だったようで、別件で派遣先に行ったら、突然契約終了と言われ「どういうことですか?勤務態度には問題ないとは思いますが。本来なら部署異動であってももっと早く数か月前には相談してくれていましたよね。」と聞いてくれたそうです。

それでも、うまく話を濁されたそうで、営業さんは一度わたしに話をするので、「派遣先からはまだ言わないでください。」と言って、その場をあとにしたと話していました。

派遣社員って切られるときは、なんて簡単なんだろう・・・悲しくて悔しくて・・・。

「〇〇さんの雇用を守れるよう、こちらも動いてみます!」

営業さんが味方にくれることが唯一の救いでした。

でも、よく考えると、8月末までと退職勧告されたものの、契約書自体は9月末までなので、まだ2ヶ月あるんじゃないか!?と思ったのです。

結局1ヶ月前の告知でしたが、契約自体は2ヶ月先まで残っていたので、少し伸びて9月末でのわたしの雇い止めが決まりました。

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この話の続きは『派遣切り備忘録2』へ続きます。

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