小学1年生のランドセルが重い!対策はある?ランドセルの中身を公開

小学校入学準備

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子どもが小学校に入学してから驚いたことのひとつが、ランドセルの重さです!

教科書など中身を入れたランドセルの重さは、なんと約5kg!学校によって持ち物が違うため、さらに増える可能性もあります。

残念ながら、ランドセルの荷物の重さは教育現場が変わらない限り、劇的に軽くなることはありません。

重いランドセルを軽くする方法はあります。

「ランドセルの正しい背負い方」が一番重要です!

>>>すぐに「ランドセルを軽くする方法5選」を読む

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この記事では、小学1年生のランドセルの中身の紹介と「重いランドセルの対策」について解説します。ぜひ子どもの負担を軽くしてあげてくださいね。

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「ランドセルの重さ」中身ありでは約5kg

子どもが通う小学校は、私服登校です!

ある日の登校前の朝。

「ランドセルを背負う前」と「ランドセルを背負った状態」で、子どもの体重測定をしました。

通常の体重は、26.1kg。

ランドセルを背負った体重測定では、30.7kgありました。その差は4.6kg!

つまり、中身の入ったランドセル+水筒で、約5kgの荷物を持っていたのです!

軽い水筒にはデメリットもある!

プラスチックの軽い水筒は、すぐ壊れる&お茶こぼすため使用していません。水筒は、サーモスの800mlを持って学校に行っています。

\夏場はたくさんお茶飲みます!/

小学1年生の平均体重

我が家の娘(6歳)は、身長123cm・体重26kg。

背の順は、一番最後というの大き目女子です。

筋肉もある方なので「ランドセル重~い!」と言いながらも、体格での負担は少ない方かもしれません。

同じ6歳でも、身長110cm・体重17kgの小柄なお友達も、同じランドセルの中身で毎日登園しています。

 性別 身長体重
 男子117.5cm22.0kg
 女子116.7cm21.3kg
文部科学省「令和2年度学校保健統計調査」より

小学1年生(6歳)の平均体重は、約21kgです。

つまり、水筒と荷物を入れたランドセルの重さが持ち物含め約5kgなので、自分の体重の40%のものを持ち歩いていることになるのです!

これが、大人の50kgの人だと考えると、約20kgの荷物を背負っているのと同じと考えると、子どもの体への負担が心配になりますよね。

少しでも負担を減らすために「重いランドセルを軽くする方法4選」も、ぜひ試してみてくださいね。

我が家は「池田屋ランドセル」

我が家の娘のランドセルは、「池田屋ランドセル」です。

【関連記事】
>>>「【池田屋ランドセルの失敗】ひとつだけ後悔したことはランドセルカバー

「池田屋ランドセル」は、工房系ランドセルの中でも軽い方で、人口皮革クラリーノのため、重さは1100g。

入学前に購入した時、大きくは感じても、重いとは感じませんでしたが、教科書など中身を入れると「やっぱり重い!」

しかも、学校に通う時は、ランドセル本体に「防犯ブザー(学校から支給)」がついているため、片方に重さが偏ってしまうのです!

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「小学1年生のランドセル」の中身を公開!

キッチンワゴンにランドセル横置き

神戸市のとある小学校に通う娘の「ランドセルの中身」を紹介します。

学校によって、持ち物の違いや”置き勉OK”の場合もあるので、ひとつの参考にしてくださいね。

毎日持っていくもの

  • 教科書&ノート
  • 下敷き・筆箱・連絡ノート
  • 宿題セット
  • 給食袋&コップ袋
  • GPSボット
  • 予備のマスクや靴下など

教科書&ノート

 時間割  教科 持ち物
1時間目国語教科書・こくごノート
2時間目算数教科書・さんすうノート
3時間目図書(借りた図書の本)
4時間目道徳教科書
5時間目生活教科書
休み時間じゆうちょう

一週間の中で、一番重い時間割は火曜日。教科書の数が最多で、合計7冊!

しかも、入学してからしばらくの「小学一年生の時間割」なんて、教科書もノート使わない授業が多かったのに、真っ白のままのノートを毎日持っていきました。

【関連記事】
>>>「小学1年生の下校時間と時間割 小学校入学前に知りたいスケジュール


下敷き・筆箱・連絡ノート

「下敷き」はもちろん、「連絡ノート」も、学校からの連絡や担任の先生とやり取りするツールのため、毎日持参します。

「筆箱」は、スーパー軽量筆入れを選びました!筆箱自体は、約170gとっても軽い!!

名入れ鉛筆」6本・消しゴム・定規しか入れていません。余計な付属品がないものが一番です。

\軽い筆箱がおすすめ!/


宿題セット

前日の宿題は「おけいこちょう」と「計算ドリル」。

宿題をして、先生にチェックしてもらうために、毎日学校に持っていきます。

また「計算ドリル」の宿題がない日もあるのですが、子どもは「学童保育」に行っているので、“宿題がでるかもしれないため”、毎日持たせているという現実があります。


給食袋&コップ袋

「給食袋」の中には、お箸とランチョンマットが入っています。「コップ」は、学童での感染対策のため持っていくようになりました。

ランドセルにぶら下げて持っていくスタイルは、親が子どもの時とあまり変わらないですね。


GPSボット

ランドセルと教科書

「GPSボット」とは、専用の受信機を子どものランドセルの中に入れておけば、スマホのアプリで「現在地」も「移動ルート」も確認できる素晴らしいアイテムです。

現代の子どもの登下校の見守りとして、なくてはならない必需品!

我が家は「ビーサイズGPSBoT」を使用していますが、重さはたったの50gです!

【関連記事】
>>>「【GPSBotの口コミ】小学1年生に子供GPSを2年使ってみた感想


必要に応じて持っていくもの

小学校の廊下
  • 体操服や上履き
  • 給食当番のエプロン袋
  • 学習用パソコン(タブレット)
  • 雨の日限定の傘

体操服・上履き

制服の小学校の場合は、「体操服」をランドセルに入れるため、体育のある日は、荷物が増えます。

また「上履き」を使用している学校は、週末に持ち帰り、洗濯して持っていくため、月曜日は大変です!

「私服登校」のメリット
娘の小学校は、私服登校。体育の授業がある時は、体操服を着ていきます。私服登校も大変ですが、荷物が減る分、メリットかもしれませんね。

【関連記事】
>>>「【小学生の服装】私服登校する時の服選びのコツとおすすめ定番ブランド

給食当番のエプロン袋

給食袋が並んでいる写真

一週間または二週間ごとに、給食当番が回ってきます!

週末に、学校貸出の白いエプロンと帽子が入った「エプロン袋」を持って帰り、洗濯して月曜日に持っていかなければいけません。地味に、月曜日の荷物が増えます…。


学習用パソコン(タブレット)

自分でIDとパスワードを入れています!

小学校でも「タブレット学習」が始まりました!

タブレットの重さは約1kg。

小さなタブレットですが、タッチペンにキーボードと充電器や、さらに専用鞄がついているので、1kg以上になります。

教科書が減るわけではなく、通常の荷物にさらに1kg追加です!

デジタル化するなら、教科書やノート類を減らしてほしいです。


雨の日限定の傘

ある雨の日の下校風景

雨の日は、さらに傘がついてきます!

雨の中、傘を差しながら、総重量5kgの荷物を持たなければいけないのです。

問題なのが、雨が降るか降らないか微妙な天気の時!

荷物になるのは可哀そうだけど、雨に濡れて風邪をひいても心配なので、結局持たせることになるんですよね・・・。

置き傘OKの学校や貸出傘をしてくれる学校もありますよ。

\傘はすぐ壊すので、消耗品!?/

娘が通う小学校は“置き勉禁止”

実は、2018年から「置き勉」が可能になりました!

文部科学省から小学校に、教科書を机に置いてもいいという「置き勉推進」の通達がされたのです。

でも、置き勉してもいいかの判断は、都道府県の教育委員会や各学校にゆだねられています。

我が子が通う小学校は、“置き勉禁止”です!

  • 置くスペースがない
  • 盗難やいたずら防止のため
  • 持ち物管理や整理整頓を身につけさせるため

置き勉禁止の理由は理解できますが…、簡単には打開案がない難しい問題ですね。

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「ランドセルが重い」対策はある?軽くする方法5選

「重いランドセル」を軽くする方法を5つご紹介いたします。子どもの負担を減らす対策を、ぜひ試してみてくださいね。

肩ベルトを調節し、正しい背負い方をする

重要なのは、背中にスキマがないことではなく、ランドセルがしっかりと垂直に立っていること。

さらに背中に当たるクッションに違和感がないかも、しっかりと確認してあげましょう。

ランドセルの正しい背負い方 (pikachan.com)

肩ベルトはランドセルが届いた状態では、子どもの身長や体形に合っていない可能性があります。

肩ベルトを調節して、背中とランドセルの間にすきまがないように調節してあげましょう。

池田屋引用画像
画像引用:【公式】池田屋ランドセル

“ランドセルが垂直になる”ということは、ランドセルの重さが真下にくることになります

子どもが後ろに引っ張られることがなくなり、肩への負担が軽くなるのです。


ランドセルの中身の入れ方を工夫!

ランドセルの入れ方解説

ランドセルの中身は、重いものを背中側から入れましょう!

理由は、外側に重い教科書などを入れると、後ろに重心が傾くため、重く感じるからです。

  1. タブレット
  2. 教科書やノート
  3. 筆箱
  4. 給食袋や体操服

重いものから順に入れることで、背中でしっかり支えることができます。

登校時は親がチェックできても、下校時に子ども自身ができないと意味ないので、「中身を入れる順番」をしっかり教えてあげてくださいね。


ランドセル用の肩パットを使う

入学してすぐは、ランドセルの皮革が固いため、特に肩が痛く感じます。

使い慣れていくうちに、皮はしなやかになってくるでしょう。

しばらくしても、まだランドセルの重さで肩が痛いようであれば、「ランドセル用の肩パット」が販売されているのでおすすめです!

裁縫が得意な方は、手作りでも作ることができますよ。

\小柄なお友達が使っています!/


子どもにあったランドセルを選ぶ

池田屋大阪店にて

ランドセルの一般的な重さは、1000g~1500gです。

(娘のランドセルは「池田屋ランドセル」で、人口皮革クラリーノのため、重さは1100gです。)

なるべく軽いものを選ぶことが一番ですが、各メーカーにこだわりがあります。

色やデザインだけでなく、子どもの体型にあったランドセルを選ぶことが重要です

また最近では、ランドセルリュックが増えているので、リュックOKな学校は検討してみてはいかがでしょうか。

\「ランドセルリュック」も発売中/


明日の準備をサポート!

小学生のお支度ボード
我が家の手作り「お支度ボード」

明日の持ち物チェックは、入学してからすぐだけでなく、その後も時々サポートが必要です。

要らない教科書が入っていたり、使い終わったノートが入っていたりすることで、ランドセルが重くなっている場合もあります。

「明日の準備が面倒だから」という理由で、すべての教科書を入れていた強者が、クラスのお友達にいました(笑)

自分で持ち物をしっかり管理できるように、リストで管理する「お支度ボード」は、小学生にもおすすめですよ!

【関連記事】
>>>「お支度ボードは効果なし!?続かない時の対処法と楽しく習慣にする秘訣

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ランドセルが重くなった3つの理由

親世代である私たちも、ランドセルを使っていましたが、今の子どもたちの方が確実に重くなっています。

ランドセル自体は、各メーカーとも軽量化されているのです!

しかも、6年保証がつくほど、毎日使っても壊れない丈夫な鞄は、世界中から見ても「日本のランドセル」の技術は素晴らしいと言われています。

ランドセルが軽量化されたのに、なぜ小学生の荷物は重くなったのでしょうか?理由は3つあります。

「脱ゆとり教育」で教科書のページ数が増えた

「ゆとり教育」時代だった2005年度、全教科の教科書のページ数(1~6年合計、各社平均)は4857ページでした。

しかしその後、「脱ゆとり教育」を反映した学習指導要領が実施されると15年度のページ数は6518ページと、10年前に比べ34%も増えました。18年度からは道徳も教科になるので、さらに1067ページ分が加わる計算です。

重~いランドセル、中身増え平均7キロ 小1「肩凝る」:朝日新聞デジタル (asahi.com)

2018年からは、10数年前よりも教科書のページ数が1.5倍増えました。

教科が増え、教科書のページ数が増えたことが、ランドセルが重くなった一番の理由です!


B5サイズからA4サイズになった

教科書だけでなく、小学校から配布されるプリントも、B4サイズからA4サイズに変更になりました。

プリント類を“A4フラットファイル”に入れている学校もあります。

ランドセルは軽量化されても、A4サイズが入るように昔よりも一回り大きくなったのです。


熱中症対策の水筒持参

ある日、子どもが学校に持って行き忘れた水筒(笑)

現代の子どもたちは、熱中症対策もあり、毎日水筒は持っていかなければいけません。

わたしが小学生の頃は、水筒を持っていくのは遠足の日ぐらいでした。

ウォータークーラーか、面倒な時は、蛇口をひっくり返して水道水を飲んでいた記憶があります。

きっと記事を読んでいるあなたも同じですよね?(笑)

最近では、コロナの影響もあり、水道水を飲むことは禁止している学校もあります。

水筒を忘れたらどうする?

水筒を忘れたり、お茶を全部飲んでしまったりした場合は、保健室でもらえます。(入学早々、水筒を玄関に置き忘れ、学校に届けた時、先生に聞きましたw)

紙コップでお水をもらえる学校、ペットボトルをもらって後日返却する学校など、方法はそれぞれ違いますが、水筒忘れても、学校内で対応してくれますよ。

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【まとめ】ランドセルの重さは変わらない、だから、親ができること

ランドセルふたつ
  • 小学1年生のランドセルの重さは約5kg
  • タブレット学習が加わり、さらに重くなった
  • 文部科学省から置き勉推進しているが、できるかどうかは学校次第
  • ランドセルの正しい背負い方で肩への負担を軽くなる
  • 小学校入学前の「ランドセル選び」は重要!

教科書などの中身を入れたランドセルの重さは、約5kg!

わたし自身も、この衝撃的な事実を、入学するまで知りませんでした。

小学1年生になったら、親の手を離れて、自分ひとりで重たい荷物を持たなければいけません。

親ができることは、入学前に子どもにあった軽いランドセルや文房具を選んであげることや、正しい背負い方を教えてあげることくらいです。

ランドセルの中身は、教育現場が変わらない限り、この先も劇的に軽くなることはないでしょう。

「ランドセルを軽くする方法5選」を試したり、学校生活に慣れるまでは、しっかりサポートしたりして、子どもの負担を軽くしてあげてくださいね。

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>>>小学校入学準備【完全マニュアル】記事はこちら

ワーキングママの方は、入学準備と同時進行で「学童準備」も進めなければいけません。別記事で詳しく解説しているので、あわせてご参考ください!!

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