お支度ボードは効果なし!?続かない時の対処法と楽しく習慣にする秘訣

子育てアイデア

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保育園・幼稚園に入園すると、毎朝大忙しです!

悩みのひとつが、子どもの支度に時間がかかること!

家を出る時間に間に合わないのに、ボーっとしてたり、遊んで動かなかったり・・・

子どもに最初は優しく声掛けしていても、そのうち堪忍袋の緒が切れて「早くしなさい!」とキレたことはありませんか?

何を隠そう…わたしも同じ状況でした(笑)

笑顔で送り出したいのに怒ってしまう自分に自己嫌悪の日々…。そんな時に「お支度ボード」の存在を知ったのです!

はじめてお支度ボードを作ったのは、子どもが年少(3歳児クラス)の時。

でも、簡単には続かず、使ってくれない時期があり、習慣にするまで時間がかかりました。

あきらめずに試行錯誤していると、次第にひとりで身支度できるようになり、小学校に入学した今でも、お支度ボードは大活躍しています!

そんな一度は挫折した経験から、『続かない時の対処法』と『子どもと楽しく朝の時間をスムーズにする秘訣』を紹介します。

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「お支度ボード」とは、子どものやることリスト

手作りのお支度ボード(年長5歳)

「お支度ボード」とは、簡単に言えば“子どものやることリスト”

朝起きてからの身支度や持ち物、帰ってからすることなどが、イラストや文字で書いています。

子どもでもわかりやすく、自分から動けるようになる便利な子育てアイテムです!

以前までは、一から手作りしている人が多かったのですが、最近では100均から可愛いイラストシートが販売されていたり、既製品のお支度ボードも販売されています。

\市販品をチェック!/

「お支度ボードは何歳から?」続かない理由

「お支度ボード」を作ったり購入したりしても、子どもが使ってくれなければ効果はありません!

続かない時や、使わなくなった時の理由を考えてみましょう。

  • 最初は親のサポートが絶対に必要!
  • 子どもの年齢にあっていない
  • 子どもにとっては項目が多すぎる
  • マグネットシートが使いにくい

最初は親のサポートが絶対に必要!

お支度ボードを与えたら、自分から動いてくれるようになるのは幻想です!

はじめの数日は「できた!」と楽しく取り組んでくれても、子どもはすぐに飽きてしまいます。

使わないなら、まだいい方かもしれません。

ホワイトボードに落書きしたり、マグネットシートをいろいろな場所に動かして遊んでみたり・・・

↑5歳でもこんな風になります(笑)

支度をするどころか「何遊んでいるの!?」となり、「遊ぶためにお支度ボードを用意したんじゃない(怒)」と思うことが何度もありました!

お支度ボードを使って、一緒に朝の支度をするという気持ちでないといけません!

  • 「今、何ができた?」
  • 「次は何ができるかな?」
  • 「今日は、早く全部できたね!」

最初は面倒ですが、遊ばないように監視しながら(!)、子どもが慣れるまでは、サポートを続けましょう。


子どもの年齢にあっていない

アンパンマンと娘
娘が3歳0ヶ月の頃

対象年齢は「3歳~小学校低学年」です。

お支度ボードをマグネット遊びのように、おもちゃにしてしまうようなら、まだ早すぎるのかもしれません。

3歳といっても、3歳0ヶ月と3歳12ヶ月では大きく違います!

年少クラスでもトイレトレーニングが完了していないおむつの子どももいますし、すでにひらがなを読める子どももいます。

「朝の準備をひとりでできる」段階になることが、まず先です!

次のステップとして、「ママパパに手伝ってもらうのではなく、自分からする」ためにお支度ボードを利用しましょう。


子どもにとって項目が多すぎる

大人にとっては簡単なことでも、あれもこれもとすることを増やしたら、子どもはすぐに「できない!」と投げ出してしまいます。

見た目の可愛い既製品や、Instagramの人気投稿を見ると、リストがあまり多すぎる気がするのです。

わたしが最初に作ったお支度ボードの項目は、たったの6個でした!

手作りのお支度ボード(年少4歳)
  • 「トイレにいく」
  • 「あさごはん」
  • 「かおをあらう」
  • 「はみがき」
  • 「きがえをする」
  • 「かみのけむすぶ」 ・・・以上!

6項目でも、もともと支度に1時間以上かかっているのですから、少ないリストから始めても十分です!


マグネットシートが使いにくい

マグネットイメージ画像

手先が器用な子どもにとっては、マグネットシートで特に問題ないのですが、ちょっと不器用なタイプの場合は、うまく裏返しにできないこともあります。

上手にできないと、それだけで面白くなくなり、使ってくれないでしょう。

お支度ボードには様々なタイプがあります。

  • マグネットシートシートを裏返す
  • 吊り札を裏返す
  • 「やること」→「できた」に移動させる
  • 項目の上に(または横に)「できた」マグネットを乗せる

ぜひ、自分の子どもに合うタイプの方法を探してみてください!

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幼稚園&保育園・小学生向け「お支度ボードの作り方」

ホワイトボード・イメージ画像
用意するもの
  • 両面マグネットシート
  • ホワイトボード
  • シールやマスキングテープなど

両面マグネットシートは、100均で購入。

マグネットシート表面に「やること&イラスト」を、裏面に「できたorもったよ」と油性ペンで書くだけ。

製作費は、たった300円で簡単に作ることができました!

低価格なので、年齢にあわせて、作り直しや項目を追加できますよ。

年齢にあわせて、3回リニューアルした「我が家のお支度ボード」を紹介します。

年少向けお支度ボード「朝の準備」

お支度ボードの第一弾(表面)
お支度ボードの第一弾(裏面)

年少3学期(4歳3ヶ月の時)・・・「朝のすること」の6項目

娘は4歳でひらがなが読めるようになっていたので、文字を多めに。

ひらがなが読めない場合は、イラストメインにすると良いでしょう。

アナログ時計はまだ読めないので、時間の勉強もかねて、時計のイラストを貼りました。


年長向けお支度ボード「持ち物リスト」

お支度ボードの第二弾(表面)

年長1学期(5歳6ヶ月の時)・・・「持ち物リスト」の11個

年少の時に作った「お支度ボード」は、試行錯誤しながら3ヶ月ほどかけて定着しました。

その後、しばらく放置していたのですが、年長に進級する機会に「持ち物リスト」にリニューアル!

カタカナも少し読めるようになってきたので、カタカナとひらがなが混ざっています。

お支度ボードの第二弾(裏面)

幼稚園内の放課後習い事「学研プレイルーム」の持ち物や、体操服などいる日を追加。

曜日によって持ち物が増えるので、親も忘れものがないか確認するためにも役立ちました!


小学生向けお支度ボード「持ち物&帰ってからすることリスト」

お支度ボードの第三弾(表面)

小学校1年生1学期(6歳6ヶ月の時)
・・・「持ち物リスト」15個+「かえってからすること」5項目

「持ち物リスト」のお支度ボードを半年以上使い続けることができたので、年長3学期に「かえってからすること」を付け加えました。

そして、小学校&学童保育の持ち物にリニューアルして現在に至ります。

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子どもとお支度ボードを楽しむ3つの方法

マグネット裏面は娘の手書き!

「お支度ボード」を使い、朝の準備をスムーズにするためには、子供と楽しむことが重要です!

一緒にお支度ボードを作る

子どもがお支度ボードを使って「できた!」と感じる以前に、お支度ボード作り自体を子どもに手伝ってもらいましょう!

我が家では、裏返した時のシールを選んで貼ることや「できた」という文字は子どもが書きました。

少し手伝うだけでも、“自分で作った作品”のひとつになるのです。

自分の作品を飾ってもらえて、しかも、毎日使うことができたらうれしいものです。

3世代のプリキュア着せ替えマグネット

「お支度ボード」を手作りするなら、おもちゃとしての「きせかえマグネットあそび」にも応用できますよ。


好きなキャラクターやイラストを使う

プリキュアatcの展示
デリシャスパーティー♡プリキュア

子どもの好きなキャラクターのイラストやシールを使って、「お支度ボード」をアレンジしてみましょう!

大好きなキャラクターに応援されると感じると不思議とやる気がでてきます!

\市販品にアレンジもOK/


小さなご褒美を用意する

クッキー・イメージ画像
  • 全部できたらTVや動画OK
  • 好きなおやつ選んでいい
  • ご褒美シールを貼る

約束の時間までにできたら、小さなご褒美を用意したおくという方法があります。

ご褒美のために頑張ろうと、少しずつ支度の時間が短くなってくるでしょう。目標に向かってがんばる大人も一緒ですね!

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【まとめ】「朝の準備」を習慣にするには3週間!?

大人でも、ダイエットや節約・趣味など習慣にしようと始めても、三日坊主になって諦めたことはありませんか?

「21日間継続したことは習慣化する」というインキュベートの法則があります。

新しいおもちゃにすぐ目移りする子どもが、習慣にするには、もっと時間がかかると思った方がいいでしょう。

我が家も、最初の「お支度ボード」が定着するまでは、3ヶ月ほどかかりました。

お支度ボードを新しくリニューアルする度、その都度見守ってきました。

\もう一度「お支度ボード」を見る/

一度習慣にしてしまうと、年齢が上がるとともに、身支度のスピードも時間内に〇〇をするという意識も格段に上がり、本当に朝の時間が楽になりました!

お支度ボードを使って“親も一緒に楽しみながら”、朝の時間を過ごすことが、続けるための最大のコツです。

お支度ボードの続かない原因になりそうなことを改善したら、習慣になるまでは、根気強くサポートを頑張りましょう!

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新一年生におすすめのキャンペーン

小学校入学前の勉強のひとつとして、通信教材などの「家庭学習」もぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

「小学ポピー」は問題が難しすぎず、子どもが継続しやすい工夫がたくさんあるので、おすすめです!

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さらに新1年生は4月号から入会すると、プレゼントがもらえますよ。


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