「小学校入学準備」は、モノだけではありません!
4月からの小学校生活が困らないように、入学前までにどんなことができてる必要があるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
小学校から“就学前の心得”を伝えられるのは、1~2月に行われる「入学説明会」の時。
1ヶ月程度で身につけられるほど、簡単なものだけではありません。
理由は、勉強よりも「生活習慣で身につけてほしいこと」が多いからです!
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入学までに身につけたいこと7選
この記事では、小学校入学説明会で聞いた「入学までに身につけたいこと(生活習慣)」と「教えること(勉強)」をご紹介します。
小学校入学前の準備は全国共通ですので、少しでも事前に知っておくことで、小学校生活がスムーズにスタートできるでしょう!
小学校入学までに「身につけたいこと(生活習慣)」
「小学校入学説明会」では、入学前に身につけておきたいことに関して、かなり長い時間をかけて説明されました。
\ほとんどが生活面です!/
規則正しい生活とトイレの使い方
「早寝早起き」や「朝ごはん」という規則正しい生活は、小学校入学前に関係なく大切なことです。
一番注意することは、トイレです!
洋式トイレよりも和式トイレの方が多い小学校は、まだたくさんあります!
特に女の子は、スカートやズボンを汚さないように「しゃがみ方」や「足を置く位置」を、個室に一緒に入って教える必要があります。
近所の公園やスーパーなどの和式トイレを探して、事前に練習しておきましょう。
トイレは「休み時間」に!
トイレは休み時間に行くということも教えておきましょう。
でも、どうしても授業中行きたくなったら、先生に言ってから行くということも、あわせて伝えておくと安心ですよ。
衣服の着脱と傘の使い方
ひとりでできることはもちろんですが、適当な時間内にできることも重要です!
小学校に入ると、体操服に着替えたり、給食当番のエプロンを着たりすることがあります。
防寒着のパーカーやズボンなど、ファスナーを使えない場合は、今から練習しておきましょう。
雨の日に、傘を開けたり閉じたりすることにも、慣れておいたほうが安心ですよ!
\傘の練習も必須!/
学用品の出し入れと「持ち物の管理」
家では手伝うことはできても、学校では子ども一人でしなければいけません。
入学前にランドセルを開け閉めできることは、まず基本なので、できるかどうか試しておきましょう。
そして次に、時間割通りの教科書や持ち物を準備したり片づけたりすることが、身についていれば安心です。
“自分のことは自分でする”という習慣は、幼稚園や保育園に入っている今から始められます。
我が家では、100均アイテムを使って手作りの「お支度ボード」を作り、入学に備えました!
【関連記事】
>>>「お支度ボードは効果なし!?続かない時の対処法と楽しく習慣にする秘訣」
通学路の確認と練習
入学前に通学路の確認と、登下校の練習をしてくださいと学校から言われました!
行きだけでなく、帰り道も重要です!
なぜかというと、朝はみんなが学校に向かっていくけれど、帰り道では、近くに住むお友達がいないと、迷子になってしまうからだそうです。
または、近所のお友達についていき、家まで戻れなくなる・・・(笑)
所要時間を確認するだけでなく、危険な場所もチェックしながら、事前に歩いてみましょう。
未成年の交通事故で多い年齢が、新一年生の7歳!
まだ身長も低く視野も狭いため、横断歩道だけでなく、駐車場や曲がり角など危険場所を子ども目線で確認することが大切です。
自分の思いを話す&相手の話を聞く
- 挨拶ができる
- 「はい」「いいえ」の返事ができる
- 思っていることを伝えられる
- 自分の名前・住所が言える
- 相手が話しているときは、黙って聞く
小学校入学後に、どんな状況になるかは分かりません。
困ったことがあった時に、先生にはっきり話せることが必要です!
- 「学校で体調が悪くなったり、授業中トイレに行きたくなったら?」
- 「休み時間に転んで怪我したら?」
- 「今日の持ち物で忘れ物があったら?」
伝えることが苦手な子供にとっては、入学前に身につけたい習慣で、一番難しいことかもしれません。
我が家の娘も、年長の頃から「なんて言ったらいいか分からない」「恥ずかしいから言えない」ということが度々ある女の子。
思っていることの伝え方を教えることが一番苦労しましたが、「素直に話しても大丈夫!」と心配を取り除き、状況に応じての言い方を少しずつ教えていきました。
「自宅の住所」は言える?
自分の名前は言えても、住所は盲点になりやすいところ。特に集団登校しない場合は、町名やマンション名を言えるようになっていた方が安心です。
時間内に給食を食べる
小学校の給食時間は何分ぐらいだと思いますか?
・・・答えは、20分です!
正確には、我が子が通う小学校の場合は、45分程度時間はあります。
4時間目が終わった後、当番がエプロンに着替えて配膳して、給食を食べて、後片付けまでのすべての時間が含まれます!
親のわたしたちの子供時代は、食事が遅いと、給食後の掃除の時間まで食べてたお友達もいました。
しかし、令和の時代は・・・
給食が残っていても、ごちそうさまして片付けるため、好き嫌いなく、適切な時間に食べることが大切です!
「食物アレルギー」が心配!
神戸市では、給食メニューやアレルギー表記が神戸市の公式サイトで確認できます。アレルギーが心配な方は、一度、住んでいる地域の給食メニューを検索してみてくださいね。
小学校入学前の勉強で「身につけたいこと」
「小学校入学説明会」では、就学前に身につけておきたい「勉強」について、言われることはあまりありません。
入学前の学習について、小学校から言われない理由は、3つあります。
- ひらがなやカタカナ、時計の読み方も1年生の1学期に習う
- 文字の書き方の悪い癖がつく
- 授業への興味が薄れて集中しなくなる
先取り勉強はする必要はなくても、「鉛筆の持ち方」や「ハサミなどの道具の使い方」は、入学前から練習してほしいと言われました!
【小1の現実】ひらがなは読めないと厳しい?
ひらがなやカタカナは、1年生の1学期に習いますが、現実は入学時点でほとんどの子どもが読み書きできます!(もちろん個人差はあります。)
入学前に学校から言われなくても、最低限、自分の名前を読み書きできた方がいいです。
ひらがなを読めないと、持ち物の管理ができなかったり、先生やお友達の名前を覚えたりすることもできず困ってしまうでしょう。
勉強は1学期でも間に合うことが多いですが、自分の名前とひらがなの読みは重要課題ですよ!
机に向かう習慣を作ることが大切!
小学生の授業は、約45分!
しっかり椅子に座っていられるように、机に向かう習慣を作ることも大切です。
勉強のひとつとして、通信教材などの「家庭学習」もぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
「市販ドリル」や「通信教材のおためし見本」を取り寄せてみることもひとつです!
「月刊ポピー」は問題が難しすぎず、子どもが継続しやすい工夫がたくさんあるので、おすすめです!
「無料のおためし見本」を取り寄せできて、しつこい勧誘もありません。1ヶ月だけのおためし入会もできますよ。
“タブレット教材より紙教材” 親が勉強を教えられるうちは、丸付けするたった10分が大切な「親子の時間」になります。
月刊ポピーと市販ドリルの違いや、「紙教材だからこそのメリット」を別記事でご紹介!
【関連記事】
>>>『【小学生】通信教育は意味ない?月刊ポピーと市販のドリルの違いを解説」
小学校入学前に身につけないと・・・どうなる?
小学校入学前にできてほしいことが、身についていないとどうなるでしょうか?
- 和式トイレが使えないと、洋式トイレが空くまで我慢しなければいけません。
- 給食が遅いと、全部食べ切れないことが習慣になってしまうかもしれません。
- 道に迷ったとき、学校で困ったとき、うまく助けを求められないかもしれません。
小学校はあくまで教育機関です。生活指導はしてくれません。
入学前に身につけておきたいことは、小学校で子ども自身が困らないようにするために大切なことなのです。
タブーな言葉はNG!
入学説明会の時に、実際に学校の先生もお話しされていましたが、
「そんなことでは、一年生になれないよ。」「学校の先生に怒られるよ」といった否定の言葉は、逆効果になってしまいます。
「“かっこいい1年生”になれるよ!」と褒めてうまく伸ばして、小学校生活が楽しみになるような声かけで身につけることが大切です!
【まとめ】小学校生活を楽しく安心で安全に過ごせるように!
- 勉強よりも生活習慣で身につけておきたいことが多い
- 子ども自身が小学校で困らないために、身につけることが大事!
- タブーな言葉は禁止!小学校生活が楽しみになる声かけを!!
性格の違いはもちろん、4月生まれと3月生まれでは個人差があります。
でも、入学すると同じ学年・同じクラスで過ごすことになるのです!
子ども自身が小学校生活で困らないように、楽しく安心で安全に過ごすために大切なことなので、入学前から少しずつサポートしていきましょう!
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入学までに身につけたいこと7選