「学習机」は、子供が小学校入学してから、ゆっくり検討しても間に合います!
ダイニングテーブルなどを使って「リビング学習」する予定なら、学習机を買っても、使われずに物置になる可能性があります。
大きな家具なので、買って後悔しないように注意しましょう。
我が家は「リビング学習」のため、小学2年生になった現在も学習机はありません。
今も学習机はいらないけれど、「ランドセル置き場」と「学習椅子」「掃除クリーナー」を準備しておくと便利でした。
\リビング学習のための入学準備品/
- ランドセル置き場
- 足置き調整できる学習椅子
- 便利グッツ(スタディマット・掃除クリーナー)
この記事では、学習机の代わりに準備するものや、リビング学習のメリットを紹介します。
「小学生のリビング学習」に学習机はいらない!
「リビング学習」とは、子供部屋で勉強するのではなく、リビングやダイニングなどのテーブルを使って学習する方法です。
近年、小学校入学前に学習机を購入するのではなく、子ども自身が部屋で勉強できるようになってから、年齢にあった机を購入するケースが増えています。
学習机の代わりに準備するもの
「リビング学習」であっても、勉強に集中できる環境が必要です!
ダイニングやリビングに、勉強できるテーブルがあるだけでは足りません。
学習机がいらない代わりに、「ランドセル・学用品の収納場所」や「学習椅子」「掃除クリーナー」を検討しましょう。
- ランドセル置き場
- 学習椅子
- 便利グッツ(スタディマット・掃除クリーナー)
「ランドセル置き場」はキッチンワゴンがおすすめ
学習机を用意する予定なら、机の横にフックをつけてかけたり、椅子の下の棚に置いたりする方法があります。
しかし、リビング学習の場合は「ランドセル置き場」を作ってあげなければいけません。
理由は、収納場所がないと、学校から帰ってきて、床に広げたままだったり、玄関に置きっぱなしになってしまうから。
子どもにとってランドセルを置きやすく、片付けやすい習慣を作ることが重要です!
ランドセル置き場に困っている方は、ぜひキッチンワゴンを検討してみてください。
>>>【人気のキッチンワゴン比較】ランドセル収納におすすめ!選び方のポイント
我が家では、山善(YAMAZEN)のキッチンワゴン「バスケットトローリー」をランドセル置き場として購入しました。
「足置き調整できる学習椅子」ストッケ愛用中!
リビング学習する場合は、食事用のテーブル椅子を利用することになるでしょう。
でも、正しい姿勢で座ることができていますか?
足がぶらぶらしている状態だと、食事はもちろん勉強にも集中できません。
子どもの場合は特に、足裏をしっかりつけられる足置きがある方が安定します。
我が家では、椅子の高さや足置きの調整ができる「ストッケのトリップトラップ」を愛用しています!
>>>「ストッケ トリップトラップを学習椅子に!足置き調節で小学生も使える」
消しゴムのカス対策!掃除クリーナー
ダイニングテーブルを汚したくない方は、「スタディマット」を用意しておきましょう。
小学生は、消しゴムをたくさん使います!
低学年の子どもは筆圧が弱いため、2Bや4Bの濃いエンピツを学校から指定されるため、消しゴムのカスも真っ黒(笑)
「スタディマット」は、100均(セリア・ワッツ)やネットショップで販売されています。
\「デスクマット」で検索!/
スタディマットを使用しない場合は、「卓上ミニクリーナー」が便利です。
子ども自身で、消しゴムのカスをお掃除できるように習慣づけしましょう!
「リビング学習」5つのメリット
リビング学習するメリットは、主に5つあります。
- 親子のコミュニケーションになる
- 適度な雑音の中で集中力がつく
- 引越しや模様替えが簡単にできる
- 子供部屋が2階にあっても問題ない
- 冷暖房が一部屋で済む
親子のコミュニケーションになる
家族がそばにいる安心感の中で、宿題などの勉強ができます。
わからない問題をすぐに聞くことができるだけでなく、学習内容のよくつまづくポイントに親が気付きやすくもなるのです。
適度な雑音の中で集中力がつく
リビング学習の場合、家事や会話などの雑音の中で勉強することになります。
実際の学校のテストでは、無音ではありません。例えば、誰かのくしゃみや物音などが聞こえてきます。
普段から雑音の中で勉強することに慣れていると、テストの時に、雑音の中でも、集中力を発揮することができるのです。
引越しや模様替えが簡単にできる!
学習机は、大きいだけでなく重い家具です。一度購入すると簡単には動かすことはできません。
リビング学習なら、気軽に部屋を模様替えすることもできます。
転勤等で引っ越す可能性があっても、改めて置き場所を検討しなくていいのです。
子供部屋が2階にあっても問題ない
戸建てで子供部屋を2階にした場合、学習机を用意しても、結局リビングで勉強しているという話はよく聞きます!
低学年の間は、親が子どもの勉強を見る必要があるため、自室で一人で勉強できるタイミングになってから、学習机を購入しても遅くはありません。
冷暖房が一部屋で済む
子供部屋や隣接する部屋に学習机を置くより、家族がいるリビングで勉強することで、冷暖房が一部屋で済むため、電気代の節約にもなるのです!
小学生の学習机が必要なケースとデメリット
リビング学習が増えてきている世の中でも、家庭環境や子どもの性格などによって、小学校入学前に「学習机」が必要な場合もあります。
学習机が必要な家庭環境と子どもの性格
「学習机が必要なケース」を4つご紹介します。
- 弟妹がいる
- 親が宿題をそばで見てあげられる余裕がある
- 晩御飯準備する場所がない&食事の場所にしたい
- 机に向かって集中できるタイプ
弟妹がいる方
下の子も一緒に、椅子に座って大人しくできる性格なら問題ありません。
勉強するときに邪魔したり、一緒に遊びたがったりするようなタイプだと、集中できる環境を作ってあげた方が良いでしょう。
下の子がリビングで、TVアニメや動画を見ている場合でも、音が気になって勉強できなく可能性があります。
学習机を購入して、弟妹と少し距離を離した方が安心です。
親が宿題をそばで見てあげられる余裕がある
学習机を購入すると、子供部屋かダイニング近くの部屋に置くことになります。
物理的な距離が離れていると、家事や晩御飯作りながら、子供の勉強を見てあげることができません。
平日夕方に、そばにいてあげられる専業主婦や、パート主婦に限られてくるでしょう。
>>>「働きたいけど怖い…専業主婦から社会復帰するなら扶養内パート!」
晩御飯準備する場所がない&食事の場所にしたい
キッチンがあまり広くなく、部屋の間取りでテーブルの上に晩御飯を準備しなければいけない家庭もあります。
消しゴムのカスなどで、テーブルを汚したくない場合も、食事をする場所と分けて考える方が良いでしょう。
子どもが机に向かって集中できるタイプ
賑やかなリビングより、机に向かう方が勉強や工作など集中してできるタイプの子どももいます。
子どもの性格によって、学習机があると良い場合もあるのです!
学習机を用意するデメリット
学習机は大きいため、場所を取るだけではありません!
机を買えば、勝手に子どもが黙々と勉強することなどありえないでしょう。
一年生のうちから、勉強に集中するときは机でするという習慣を徹底的に教える必要があります。
机の使い方や収納なども、しっかり教えておかないと、ランドセルや教科書、おもちゃをただ並べるだけの物置になってしまいますよ。
【まとめ】学習机はいらない!リビング学習の環境つくりは重要!
- 低学年の間は勉強を見る必要があるため「リビング学習」している親子が多い
- 学習机はいらなくても「ランドセル置き場」と「学習椅子」があると安心
- 家庭環境により、学習机が必要なケースもある
「学習机」の必要性は、家の間取りや家族構成によっても違います。
しかし、低学年の間は、宿題の丸付けや日々の予習復習を、親が見なければいけないため、必然的に「リビング学習」をする方が多いでしょう。
子どもが自室でひとりで勉強できるようになってから、年齢と好みに合わせて、学習机を買っても遅くはないのです。
学習机がいらない代わりに、「ランドセル置き場」と「学習椅子」の準備はおすすめです。勉強に集中できる環境を、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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